ゲームもエロも楽しめる良い作品でしたね!
特にエロアニメーションやゲーム性が良かったと思います。
物語の核心となるものは書かないつもりです。
戦闘BGMの良さもあり
何度も倒してしまった
アドゥスタ海の孤島 製品リンク
サークルは『男爵領』さん。RPGとして4作目の作品。
ジャンルは監禁、強制。
メインヒロインの盗賊『アイシャ』は『ルゴーム砦の脱出』『オーレクタ砂漠の魔術師』等からの続投ですが、
物語要素は薄めなのでプレイしてなくても楽しめる仕様かと思います。
おすすめな人
- アニメーションが好き
- 強制系の陵辱(やや可哀想寄り)が好き
- 女の体を駆使していく展開(色仕掛け系)が好き
- エロもゲーム性も楽しみたい人
- 対人エロ多めが好き(一部触手系あり)
- 熱い戦闘BGMを楽しみたい
おすすめではないかもしれない人
エロは基本的にアニメーション付きで良いのですが、テキストはシーンによりますが全体的にやや短めの印象。
そのため長めのねっとりしたテキストが好きな方はおすすめではないかもしれません。
あとはヒロインのアイシャの明るい性格もあるとおもいますが、陵辱系エロは若干可哀想寄りの印象。
可哀想系が極度に苦手な方はおすすめではないかもですね。
体験版プレイ動画
ネタバレを気にされる方は体験版プレイ動画だけ見てもらうのもいいかもしれません。
Ci-enでは雑記と共に記載いたします。
https://ci-en.dlsite.com/creator/6991/article/646130
以下評価感想
評価感想
ストーリー、エロ、ゲーム性の観点で語っていきます。
ストーリー B
物語自体はシンプル。
今作のメインヒロインの盗賊かつ冒険者の『アイシャ』はギルドの依頼により船で移動している最中に魔物に襲われ、海に投げ出されてしまいます。
たどり着いた孤島には海賊がはびこっており、どうにか脱出するために悪戦苦闘するお話。
ストーリーというよりはゲーム性やエロを楽しむタイプの作品かと。まぁエロゲなので。
エロ A-~B+
まず仕様を簡単に。
エロは敗北エロ、色仕掛け系エロ(冒険を進めるために仕方なく)がメイン。
敗北エロ次第では監禁モードに移行。戦闘エロは無し。
CG約24枚でアニメーション付、対人多め。
ボイス有、BGV無し
アニメーションが良い
Ci-en等を見る限りSpine製のアニメーション(多分)。
ボイス付でぬるぬるうごいててエッチ。以下アニメーション、音声有。
声がこれ以上ないくらいキャラに合っている。
The活発元気系で、ギャグ路線もいける。
続投ヒロインですが、違和感まったくなし。
特に非エロがめちゃくちゃ合っている。
女の体を駆使して進むエロさ
前述の初期設定にもよりますが、アイシャは弱く、普通に盗賊に戦うと犯されます。
アイシャは盗賊故に敵を暗殺したりもできるのですが、道具などの制限もあり、
色仕掛け関連で進むのがかなり有益な手段となりえます。
プレイヤーからしても「負けて捕まるくらいならしょうがない」と思える点が良いですね
着せ替え可能で、エロアニメーションにも反映される
服もスクール水着風や盗賊の服など数種類の立ち絵があります。
大きな点はエロアニメでも↓のように服が変わることです。
アニメーションでこの差分はありがたい。
凄味を感じる。
ただ基本全部アニメーションだからこそ、テキストが全体的に短くなりがちなのもまぁあるかなと思いましたね。
そこらへんはしこり方次第というか好み次第でしょう。
ゲーム性 A
まず基本的な仕様を簡潔にいうと下記。
ツクールMV製のRPG。孤島から脱出する系ゲーム。
主人公が弱めで、創意工夫が求められる。
戦闘音楽はランスシリーズで有名な『Shade』さん。
最初の選択でゲーム難易度やプレイスタイルが変わる
まず物語を始める選択肢が重要。
アイシャの初期設定で4つのステータス【実戦経験、戦利品、強運、多才】というものから2つを選ぶことになります。
実戦経験はLV3スタートで、戦利品は強力な装備を所持しつつ物語を始められます。
これだと敵もそれなりに倒していける難易度になります。
戦利品の組み合わせを推奨しています
対して『強運』は初期幸運点+2(敵の技を幸運点を消費して数ターン避けたりできます)
『多才』は習得していないと起こせないイベントがあります。
こういった点があるので2周目をすぐにしようと思えましたね。
ちなみにこの初期ステで海賊にまともにみつかって戦闘すると、
普通に敗けて犯されまくります。
体でわからせられちゃう。
工夫、選択が求められるゲーム性が面白い
前述の初期ステの選択にもよりますが、敵は強くて苦戦します。
ですが下記のように『青いカニは雷が弱点』など効きやすい技があったり、
敵の技に対しても属性技に強いアクセサリーがあるので工夫次第で勝てます
スキルポイントの割り振りとして『隠密、暗殺、誘惑』の3種類があり、この選択もかなり重要となってきます。
例えば『誘惑暗殺』を習得すると性交渉後の暗殺ができるように。
これにより、弱くても敵を倒せるようになりますが、ただ初期のスキルポイント1ではこれを得ると他のスキルを得られません。
こういった感じでスキルの割り振り一つでも悩まされます。
スキルポイントに余裕があるタイプではないので。
総じて工夫、選択が求められる難易度。このやれることの制限感が絶妙。
シリアスさとアイシャの元気・快活さがちょうどよく面白い
ホラー寄りのシリアス系ダンジョンやBGMから緊張感をもってプレイする場面も多いです。
強敵はそれとわかるマーク(骸骨)がついており、避けるのも緊張感があります。
そんなシリアスなプレイ感がアイシャの愉快さにより中和されている。
アイシャはエロ以外もフルボイスで、
一人旅RPGあるあるのひとり言を言いまくるタイプですが
力んだシーンなど随所で「ぐぬおおおおおお…!」
「ぬおおおおおお!」と吠え始めます
こっちは結構シリアスにプレイしているのに何度か笑ってしまった。
声優さんの演技がすげえ…
戦闘音楽がいい
ボス戦BGMが熱くてかっこいい
通常戦闘やボス戦の曲はランスシリーズ等で有名な『Shade』さんが手がけておりましたが、
流石のできでしたね。
↓ボス戦BGM。ネタバレ注意。
Shade Sound Collection VOL1滾るわぁ!
タイトルが『Shadow Edge』
なのも熱いな。
この記事を書いた模様
ちなみに作者の前々作『Evening Starter』の戦闘音楽も同様に『Shade』氏が手がけています。
本作とはまた違った良さがあるのでおすすめ。
黒髪ツインテール好きの私にはとてもいいエロゲでしたね。3Dダンジョンのゲーム部分も面白かったですし。雰囲気的に女〇転生とか好きな人におすすめかもしれません。 製品版感想につきネタバレ注意です。 物語の核心的なものは書[…]
次に行くところが少しわかりにくい
ダンジョン的に次に行く場所などが少し迷いやすかった印象。
迷いつつも総当たりでイケますし、短編なのもあり、そこまで問題はないですが。
ただこの快適すぎない、制限されている感じ(レベリング、スキルP含む)がこのゲームの良さだとも思います。
男爵領さんのゲームの傾向かな。ゲームしてる感がある。
孤島を脱出する条件など肝要の部分は↓のように具体的に分かるようになっていますしね。
ゲームブック風について
過去作をプレイしていない人用に書きます。
↑のサンプル紹介等に『ゲームブック風に語られる』と書かれているように、ゲームブックがおされています。
それを聞くと人によっては「ADV系か?」と思うかもしれません。エロゲの『縁』さんとかがそうですし。
私の感覚では、今まで語ってきたようにRPGメインで、選択によってストーリーが変わったり、語り風のテキストという意味ではゲームブック風という感じのエロゲ。
ゲームブックの意味を知らない人もいるかもしれないので一応リンクを張っておきます
https://dic.pixiv.net/a/ゲームブック
総括
エロアニメーションもよかったのですが、
なによりゲームとして面白い作品でしたね。
シリアスさとコメディさも絶妙でしたし
ちなみに初周のプレイ時間は約3-4時間。
エロなどを回収するのにだいたい6-7時間くらいでしょうか。
あとはクリアやエンドを回収しても回想全解放はないタイプ(多分)。
まぁヒントもあるし、解放自体は難しくはない。
ただ一部条件付きじゃないと発生しないエロ(奴隷モード他)もありましたね。
その手のエロイベントや強敵関連の攻略は作者さんのCi-en記事のコメントに書いてありました。
ネタバレ満載なので閲覧注意ですが。
https://ci-en.dlsite.com/creator/1046/article/180089
以下はクリア者向け、ボス倒せない人向け感想。伏字にします。
Ci-enのコメントを見て驚いたのはブレインイーターをレベル9でクリアしている人が結構いること。
たどり着くときにはだいたいLV11~12だったんで、LV9はRTA級ですねw
さて自分のブレインイーター戦のおすすめ装備はブラッドソード、盗賊衣装(軽)(回避率UP)潮風の首飾り(対水)、避雷石(耐雷)、海賊王の円盾(防御、回避率UP)。回避率UPは物理攻撃をかわしやすくするため。
隠れる&直感回避を使用して戦闘開始→ザコを一掃後バックスタブ連発→体力半分以下くらいで使ってくる大技は直感回避再使用&アクロバットでかわす。
これで(乱数次第ですが)大体安定して勝てます。BGMの良さもあいまって何度も屠りました
ゲーム性もそうですが、モブにまでアニメーションが入ってるし、作者の魂を感じる作品でしたね。
気になったら体験版をプレイしてみればいいかと。