ヒロインズ・コード[製品版] 評価感想/おすすめな人【変身ヒロインRPG】

陵辱系の変身ヒロインが好きな人はやるべき。
連れ去りエロが変身ヒロインの陵辱として素晴らしい。

 
製品版感想なのでネタバレ注意。

冒頭のあらすじやプレイ動画は
下記体験版記事にあるので参考に。

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『ヒロインズ・コード』について

ヒロインズ・コード -Heroines’ Chord-

サークルは『No Future』さん。ツクールMZ製で5作目のRPG。2022年11月23日発売済。
ジャンルは変身ヒロイン、陵辱、拘束、輪姦。価格は2,420円

以下の動画にてヒロインが紹介され、声などのイメージが分かります。

イラストのメイン絵師は4人

おすすめな人

  • No Futureさんの作品を何作か知っている
  • 魔法少女、変身ヒロイン好き
  • 陵辱、輪姦エロ好き
  • 触手(拘束)好き
  • 変身ヒロイン達が絶望していくのが好きな人

 
連れ去りシステムが見事に
絶望と希望の表現に結びついている

おすすめではないかもしれない人

陵辱エロは嫌がりつつも過去の調教の経験により感じてしまう系が多く、陵辱変身ヒロイン好きなら合わない人はあまりいないタイプだと思われる。

戦闘エロが過去の変身ヒロイン系作品のシステムではないため、その点は注意。
だがそのぶんの連れ去りエロは作者の得意の絶望感描写がそれ以上に発揮されており、過去作をやっている人は取り合えずやるべきとは思う。あと一応書いておくが複数ヒロインだがラブラブ百合は断じて無い。

評価感想

ストーリー:A(関連作品を多少知っている)~B+

ヒロイン集合作ではあるが、知らなくても問題ないような作りになっている。


これはテンポよくキャラ同士の掛け合いによってなんとなくキャラをわかるようにしてある作りがまず一つ。
次にキャラの性格と見た目がそのまんまでわかりやすいこと、加えてストーリー的に重点に置いたヒロインを絞っているのが大きい(後述)

とはいえキャラをたくさん知っている方がストーリーをより楽しめるのは間違いなく、
そこで感じ方は多少変わってくるだろう。

登場キャラクター/声優/戦闘の役割について

キャラの下の作品名は作品へのリンクとなっています。

ノーブル・ローズ(舞華)

魔法少女ノーブル・ローズのメイン。
CV:綾音まこさん。
今作で新たに声がついたが、
控えめにいっても最高すぎる。
ハイレベルオールラウンダーだが、
若干耐久が弱い

咲良

退魔巫女さくら のメイン。
CV:梅原亜衣さん
商業エロゲによく出ており
濁音系の陵辱ボイスがとても上手い。
役割は対妖魔特化で
回復もできるオールラウンダー型

セーラースプレンダー(渚)

念動少女セーラースプレンダーのメイン。
CV:逢坂成美さん
少女感あるボイスが可愛く、陵辱の悲壮感とギャップがあって良く映える。
特殊特化アタッカー。

シャルロット(瑞樹)

祓魔少女シャルロットのメイン。

CV:藤村莉央さん
濁音の演技力が素晴らしすぎる。
声質も凛々しさと可愛さを感じさせられる。
物理デバフ&両刀アタッカー

アルフェリカ

魔法少女アルフェリカ のメイン。

CV:琴音有波さん
魔法少女という感じの美少女ボイス。
エロ演技力も高く、
特に濁音フェラ音が映える。
回復もできる特殊アタッカー

シャーリー(沙織)

魔法少女プリズム・シャーリー のメイン。
CV:姫野珠季さん。
本作が処女作とのことだが、
声に特徴があり、演技力が絶妙。
回復もできる特殊アタッカー

リリィ

姫機臣リリィ&フーミのWメイン。

CV:かの仔さん

切れ長の目つきに合った絶妙な
ボイスが息子に刺さった。。
魔法闘姫フロスティアでも出演。
物理特化アタッカー。

フーミ(冬美)

姫機臣リリィ&フーミのWメイン。
CV:沢野ぽぷらさん
見た目通りのかわいらしい声が上手い。
リリィとセットなエロが尊い。
物理特化アタッカー。

凛子

駆動装甲フォルデアのメイン。
CV:乙倉ゅいさん。
声に個性を感じる声優さん。
戦うヒロイン感を感じる声なのは流石
デバフもできる物理アタッカー。

春奈

電子特捜ハルナのメイン。
CV:篠森ゆきこさん
濁音ボイス、特にせっぱづまった感じを出すのが上手い。個人的に好きな声質。
デバフが強く、耐久が脆い。

重点を置いたヒロイン

ストーリーの面白さ的には知っていることで感じ方が変わるヒロイン達がいる。
複数ヒロイン集合作品となると自分の知ってるヒロインがどのくらい扱われるかが気になるだと思うので書いておこう。

まず重点がおかれるのは 魔法少女ノーブル・ローズ、念動少女セーラースプレンダー、祓魔少女シャルロットの3作。次点として魔法少女プリズム・シャーリー、魔法少女アルフェリカ、退魔巫女さくら である。

ゲーム性(非エロ):A-

戦闘のシステム自体はツクールの戦闘という感じだが、ゲーム性、システム面共に快適。

クリアまでの導線やダンジョン等もシンプルな作りで問題なし。
次行くところが分からずに辞めるとかはまずないだろう。

あとはBGMや戦闘、プレイ時間や難易度について補足を書いていこう。

BGM使いが良質

集合作品のお約束の一つはそう…出演作品の曲である。

曲というのはかつての思い出をよみがえらせる力を持っており、下手すると当時より良く聞こえたりする。

今作はヒロインが登場してきた作品の曲を大事にされている。
ヒロインのテーマ、ないしはヒロインの強敵の曲が関連するときに流れるのだ。一部を紹介しよう。

まずは作者の2作目のエロゲにあたる念動少女セーラースプレンダーの通常戦闘テーマEncounter』
この曲が流れた時にプレイした当時にトリップしパッドを少し置いた。
もしもアクティブタイムバトルならセーラースプレンダーは処女を散らされていただろう。
ちなみにボス戦曲もふんだんに使われている。

次に処女作RPGの『魔法少女ノーブル・ローズ』からも何曲も使われている。
『Wild Road』はあるくくりのボス限定の曲であり、今作でも同様の使われ方をしている。

また3作目の祓魔少女シャルロットからはボスバトルテーマ等が流れる。
シャルロットは記憶に残る良い曲が多いのですごく良かった。

 
シャルロットの曲は本当に
祓魔少女シャルロットの世界観に合うよな
壮大なクラシック感がたまらぬ(執筆作業用で聴いている)

またそういった過去作への配慮だけでなく、今作オリジナルの曲も多々存在する。
例えばタイトルテーマはオリジナルソング『ヒロインズ・コード』となっている。

荘厳さのなかにどこか寂し気な切なさというかを感じさせる素敵な曲だ。
下記のPVでも使われている。

抜きゲメインとなるとBGMというのはおざなりになりがちだし、テキトーでも問題はない。
だが今作からはしっかりとしたこだわりを感じた…戦うヒロインは曲も大事にされていると嬉しい。

戦闘やダンジョンについて

戦闘はフロントビュー形式で総勢メンバー10人の中から5人を使っていく。
抜きゲにつき戦闘自体が凝ったものというわけではないが、普通に楽しめる。

戦闘は各ヒロイン達のボイスありで、適当に必殺技をうちまくってるだけでにぎやか。

ノベルを知っているヒロイン等の各種技名ボイス「形状変化『剣』」等のボイスを聞いただけで思うモノがある。よって適度に魔法を使いまくって早期殲滅していくのもいいだろう。


その戦法だとボス戦に着くころにはMPが切れがちだが、全滅して再開すると回復するという救済措置もある。
ボスに敗けて肉便器になってエロを回収していけ

ダンジョンはすごろくのような形式で、作者『端音乱希』さんが携わっていた魔法闘姫フロスティアと同じタイプ。パッドやマウス、キーボードどれでも操作しやすい感じで問題なし。

プレイ時間や難易度

クリアまでのプレイ時間は約9時間。適度にエロを見つつ進めた時間のため、どの程度エロを見るかにもよるだろう。
ちなみにクリア後に回想は全解放される。あと本作は話数で管理されている。
全部で10話(伏字)。セーブデータの参考に。


難易度変更機能等は無いが特に難しくはない。油断するとボスのラッシュが強烈なときに負けるくらい。
ヒロインを何人も弱体化(連れ去りエロを最後まで見終えると…)させまくったりしなければ普通にクリアできる。

サクサクとスムーズにクリアするならザコ敵を麻痺(攻略かつ難易度が変わる要素のため伏字にする)させるのがベターだが救済措置に近い気がする。やはり敗北しつつ進むのがエロいと思われるため、敢えて封印し、攻撃や魔法ぶっぱでいくのもあり。ある意味そっちのが早いし、楽だぞ。

エロさ:A+ [エロゲーム性:A+ 変身ヒロイン度:A+]

 
今作は複数の変身ヒロインだからこその
エロがね…素晴らしいよ

戦闘エロとしてはこれまでの作品のような戦闘エロ無限陵辱システムではない点は注意だが、
個人的にはそれを補って余りあるほどによかった。ボス戦敗北エロと連れ去りエロが秀逸すぎる。

エロシーンについて

今作にあるエロは大きく3つだ。

  1. 雑魚戦敗北(全滅)エロ
  2. ボス戦敗北(全滅)エロ
  3. 連れ去りエロ

ちなみにエロシーンはフルボイス

オート機能が優秀。同人RPGのボイス有のオートだと心配になる人がいると思うが、ボイス再生されている間はテキストが進まずに止まるタイプで問題なく捗る。

あとは各種エロについて説明していこう。

①雑魚敗北エロ

ステージで雑魚に全滅、ないしはチームリーダー的存在が連れ去られるなどの条件を満たすと
雑魚敗北エロが見れる。
雑魚敗北(全滅)の多くはゲストイラストで構成されている。


道中の雑魚敗北という性質上、ボス戦敗北等と比べるとテキストは全体的に軽めだが、展開はいきなりハードエロであり、
もう今日は雑魚敗北エロや連れ去りエロを見てしこるかという気持ちにさせてくる。

以下の画像を参照する。


星名めいとさんは陵辱界隈で有名、スミスミさんは触装天使セリカ 等で知られているし、
ベルムさんは隷属調教 の絵師さんだし…といった有名な方ばかりだ。

②ボス戦敗北エロ

ボス戦敗北では因縁のある敵などに特化したエロを見れる。
ボリュームも大きく、エロ的には連れ去りエロと並んで本編といってもいい。


過去に調教されたエロでまたやられたりする展開が実にエロい。
過去の恐怖、快楽が彼女達を襲い、抗い、『終わっていく』様はかなりしこれる。

またそれら因縁のある敵以外にも作中で関係なかったヒロインが犯される展開もある。
エロはエロゲキャラ(ノーブル・ローズ、セーラースプレンダー、シャルロット)が気持ち多いが、他キャラもしっかりある。

②連れ去りエロが実にエロい

まずシステム的な話をすると連れ去りエロは戦闘にて『戦闘不能、麻痺、睡眠』のどれかになる次のターンに連れ去られてしまうものだ。

 
連れ去りエロがヒロインにもたらす
絶望について語っていきましょう。
白濁と共に絶望に染まるヒロイン達

ヒロインが白濁に染まっていくと共に心が絶望に染まっていく姿がエロ過ぎた。

「仲間が助けに来てくれるはず…」「誰か助けてぇ…」といった他のヒロインがいるからこその希望が彼女達にはまだある。
これが連れ去りエロとマッチしている。複数変身ヒロインの醍醐味!仲間の存在による唯一の希望である。

そしてそんなわずかな希望がありつつもたらされる変身解除という絶望のスパイスが彼女達を襲っていく。ヒロインとしての『終わり』を感じるのはやはりこのサークルの作品の特徴だろう。

キャラごとに風味の異なるエロテキスト

作者はノベルを書かれているのもありエロテキストが秀逸だ。
それはキャラ別に地の文が違っていることからも現れている。

例えばノーブル・ローズは地の文をノーブルローズ視点の説明口調[パワードスーツの内部から飛び出した触手が、私の身体に巻き付いてきました]にしたりとキャラ自身の独白のような地の文になっている。
これは『魔法少女ノーブル・ローズ』のエロゲも同様であったので、統一されているようだ。

たとえば別のキャラ駆動装甲フォルデアの柳瀬凛子の地の文は違う。
[私の膣内が、なにもしていないのに濡れそぼっていることに挿入した男が首をかしげる】といったように同じキャラ視点ではあるが、性格の違いを感じさせる文体となっている。

ちなみにノベルも近い作りをしている。わかりやすくいうと読みやすく感情移入しやすい。
ノベルを読んだことがない方はこの機会にノベルを読んでみるのもおすすめだ。

知らないキャラでもしこれた理由

多くのヒロインは過去に陵辱調教を受けており(処女ヒロインもいる)、非常に感じやすい身体になったりしているのだが、それらの設定説明がキャラ視点の説明モノローグ等がありわかりやすい。


リリィを例に出すと[過去に私たちは、そのスライムに全身を愛撫され、強制的に発情させられ、何度も絶頂した]
ノーブル・ローズを例に出すと[かつてエビルズアークによって行われた調教により、私は性的な刺激に対して感じやすくなっています]等が例だ。

 
この手の補足はボス戦敗北エロでよく出てきたため
優先して見ておくと感情移入しやすい気がします

あと純粋に『リリィ&フーミ』のエロのシチュが個人的に良かったのも大きい。
内容はぼかすが複数ヒロインだからこそのエロが美しい。刺さったよ…ここに。

総括

変身ヒロイン好きは買うべき。
連れ去りエロの絶望感は魂のシコシコエロになりうる

エロの質も高くボリュームががっつりあるのでまだまだ回想を見終えておりません。楽しめそう。
魂のエロもあったので不定期に起動する作品にいきました。


クリアした方でもしも過去作をやっていない人はこれを機にプレイすべきかと。
戦闘エロ要素が強く、今作ともまた違う良さもあります。
参考に記事を置いておきます。

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