人形使いの夢と目覚め 感想/体験版プレイ動画【製品版/RPG】

『ゆめなまこん』さんと『oekakizuki』さんによるエロゲが再び…!
2019年の『リサと淫魔のグリモワール』以来ですね。

 
製品版感想なのでネタバレ注意です
 
今作は自分のメインジャンル(陵辱など)という
わけでもなかったですが、しこったので感想を書きます

人形使いの夢と目覚め 製品リンク

人形使いの夢と目覚め

サークルは『ゆめなまこん』さん。
本作で8作目のツクールMV製RPG。
価格は1,980円

絵師は『oekakizuki』さん。リンクはPixivです。

 
美少女系の肉感的な塗りが凄まじく
上手い絵師さんです

おすすめな人

  • 『oekakizuki』さんの描くヒロインが好き
  • おっぱい、爆乳ヒロインが好き
  • 現代系、日常系のエロが好き
  • 感じやすい系、内心エッチ系のヒロインが好き

 
現代の時代設定を活かした全体的に日常系のエロが多いです

合わないかもしれない人

敗北エロもありますが陵辱感は薄め(ヒロインは割と最初から感じやすく、エッチなことを求めるようになるのも早い)なので、陵辱専門の人は気になるかもですね。

あとはゆめなまこんさんの恒例の無限陵辱戦闘エロシステムではないので、そのシステムを望んでいた人は合わないかもしれないです。

 
それでも無限回復アイテムなんかもあるし
戦闘エロ自体は堪能しやすい作りにしてあるのは
流石ですかね

体験版プレイ動画リンク

Ci-enにて投稿致します。

https://ci-en.dlsite.com/creator/6991/article/905645

感想

ストーリー、ゲーム性、エロさ視点で感想を書いていきます

ストーリー

『落下する少女』というエロゲではそうそう見かけないタイプの不思議さを感じさせるサムネやタイトルが象徴するように今作の物語には一貫した謎や不思議さがあります。

とはいえシナリオの演出そのものは淡泊寄りで小難しいことはなく、エロゲらしい印象。
シナリオというよりはエロ目当てで買うべきとは思いますね。

物語の冒頭

物語はヒロインである人形使いの『柊ユキ』が怪異である『夜魔』を蹴散らすシーンから始まります。
ユキは『魔協』という組織に所属しており、エースでした。

この魔協がある『胡蝶市』にて夜魔が増加傾向なのが問題視されているようです。
本来魔力が世にはあまりないため現れないとのことですが、胡蝶市には何らかの魔力の供給源があると思われるとのこと。

魔協から家に戻り眠りにつくユキですが、夜魔が作った夢の結界である『夢界』に入り込んでしまいます。夢界のせいで体に力が入らないながらも、どうにか夢界の主を撃退するものの取り逃がしてしまいます。

魔協に戻り報告したところ、どうやらユキ以外の市民も同様に夜魔に夢に入り込まれている人がいるようで、ユキは街を調査していくことに…はたしてユキの運命は…

 
夢界の中ではエロ経験をつむと力を発揮できるようです
バステの真逆。エロバフですね

夢は欲望と直結しているためとのこと。

ゲーム性

ゲームとしてはダンジョンなどの冒険パート、街などの探索パートの二つがメインとなります。

ユキの目的は夢の欠片というものを探索して探し、夜魔が産み出す夢界(ダンジョン)の最深部で結界の主を倒すことです。

冒険パート(ダンジョン)

探索パートは↑キーや決定ボタンで進めるシンプル仕様。片手パッドなんかでも操作しやすいのがメリットですかね。

階層を進むごとに行動力を使う仕様になっており、行動力が切れても進むことはできますが、能力値が落ちるのでボスの攻略が多少難しくなります。

ダンジョンを進める中では敵とのランダムエンカウントや、エロ含めた各種イベントが発生します。

イベントのランダム要素は高め
戦闘エロも発生

探索パート(町)

ダンジョン(夢界)にいくために夢の欠片というものをそろえる必要があり、
そのために街で情報を収集したりなど探索する必要があります。

情報の交換条件としてエッチなことを求められたりなどされていきます。

昨今のエロゲのような次行く場所がわかりやすすぎる仕様でもなく、視認性的な見つけづらさも少し感じますが、とはいえNPCとちゃんと会話したりフィールドをちゃんと見れば問題なく進められるでしょう。

プレイ時間と難易度

クリアまでのプレイ時間は約5~6時間(伏字)
クリア後の回想解放はあり(条件有。難しくはない。)

難易度はイージー、ノーマル、ハードの三種。

個人的推奨難易度はノーマル。
適度に敗北しつつ進むか、慎重に進むかくらいのサクサク難易度。

敗北して淫らな経験を積むことでバステ…というかむしろ強くなるので、適当にエッチなめにあいつつ進めていればなんだかんだ勝てるでしょう。


まぁ戦闘エロや敗北エロ要素よりは日常エロ系が強めだと思うのもあり、エロをサクッと楽しみたいならイージーでも良いかもなとは思いますね。

エロさ

エロシチュについて

本作は現代モノであり、かつヒロインは心の奥底にエッチさを秘めた流されやすい戦うヒロイン(人形使いことハンター)なので、エロはそれらを活かしたシチュがかなり多い。

割合でいうとHなバイトや配信、痴漢などといった現代系のエロが体感6割くらい。
戦うヒロインらしい敗北エロ、(情報を引き出すための)奉仕系などが3割、
サブヒロインが1割くらい。

上記3種についてちょっとだけ触れていこう。
まず現代系の痴漢エロ。

 
痴漢系となると衣服の質感が
より重視されると思う(個人の感想)が、
質感も素晴らしく効いている

敗北エロは数種類と個人的には少なめだが、
フロントチョーク的な技をかけられつつ挿入されるエロが好みだった。

サブヒロイン『ラーシュ』のキャラ描写も丁寧にされており、かつ無理矢理系のシチュもあったので想定以上にシコれました。

 
こういうエスニックさを感じるキャラデザ好きなんですよねぇ
キャラもしっかり立っているし良かったです。

エロテキスト

エロテキストは全体的に体感やや短めではあるが、地の文を含めテキストの質はしっかりしている。例えば地の文は下記のような感じ。

びゅくびゅくっ、びゅくくっ、とオマンコの膣中に精液が吐き出された。噴火のような激しい射精と快感は、それを脳に伝える神経が焼き切られたかのよう。だけどその激しさが引いた後は、ご奉仕のご褒美、心地いい温かさが全身に広がっていく。

イラストについて

oekakizukiさんによる厚塗り風味による質感がすごいな…差分有のゲームCGでこの塗りをやるのか。

背景自体は雰囲気でキャラ絵と合わせたような使い方なのだが、ライティング自体はしっかりと決められたものとなっており、非常に質が高くシコリティが高い。

特に柔らかさを感じさせることに徹底したこだわりを感じる。
胸、太腿、尻を見ていると揉みしだきたくなるのだ。
…素晴らしい。

総括

やはり『oekakizuki』さんのイラストの魅力が強かった。

情報を聞き出すためにパイズリをするユキ

シナリオやゲーム性もまとまっていたとは思うが、イラストの緻密さや上手さに印象がもっていかれた感じはある。ジャストミートではないエロシチュですらシコらせてくるくらいのパワーがあった。

エロはやはりシチュテキストともに現代系の日常系エロ(Hなバイトやエロ配信など微エロ含む)が強めなので、その手のエロが好きな人は是非。

『ゆめなまこん』さんの戦闘エロ特化系の過去作も今作とは違った良さがあるのですすめたい。
処女作である『マーレと黒き海の迷宮』や、『リサと淫魔のグリモワール』などは無限陵辱戦闘エロシステムなのでまた違った良さがある。おすすめだ。

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