「エロゲはたくさんあるのに、なぜ強気系シスターが少ないんだ?」日頃からそう思っている私にとって、本作は喜ばしい一作でした。
メインヒロインのリーゼは典型的なシスターというよりは、むしろ強気な退魔師のような性格で、
強いヒロインスキーの私にはジャストミートでした。
竜胆先生のキャラは本当に触手と白濁が映える。
『粘獄のリーゼ』製品リンク
サークルは『ミルフィーユ』さん。変身ヒロインに定評があります。
ミドルプライスの3,300円。
おすすめな人
- 強気シスターが陵辱されることに興奮する
- 触手、異種姦好き
- 竜胆先生のイラストのファン
- 黒井弘騎氏のファン
- どろどろの白濁まみれになったヒロインスキー
- エロエロなめにあいつつも最後までは堕ちないヒロインが好き(バッドエンド除く)
竜胆先生のファンなら買いでしょう。
おすすめではないかもしれない人
触手などのねばねばどろどろ系エロ(非本番含む)が多く、それらが好きな方にはかなりおすすめしたい反面、
それらに興味がなければ若干合わないかもしれません。
とはいえ王道の本番系エロも多くあり、一般的な使いやすさもあり、触手異種姦好きなら全般的におすすめできます。
物語の冒頭の要約
物語はメインヒロイン『リーゼ』のナレーションから始まります。
西暦2XXX年
ー火、知恵、科学、光ー
人を傲慢にもさせた豊かな栄光の日々はふとした瞬間に終わりを告げた。
人々は気づくことができなかった。
いや気づくというよりももはやその繁栄の歩みを止めることができなかった。
これは神の怒りか、それとも悪魔の陥穿か。
ナレーションは終わり、街では魔の存在『悪魔』が現れ、女性を陵辱していました。
そこに本作のヒロイン『リーゼ・ヘルデブランド』が現れ、
「傷ついた女性自身を癒すことはできない」「だが悪魔を滅することはできる」
彼女は「咎人の剣」を用いて悪魔を圧倒、魂ごと消滅させます。
蛇腹剣がよく似合う。
力というよりは
技術という感じがして好き。
背中のライン…好き。
「この力…人どころかむしろ悪魔寄りの力ではないか?」と言いながらも殲滅される悪魔たち。
リーゼは自分でも言うように清い聖女ではなく、イバラの姉妹であることを言い残し、去るのでした。
『イバラの姉妹』 聖職者であり、神の愛を伝えるシスターでありながら、 神から授かった力を戦いの為に使うことを許された聖女。 『教会』の暗部である神罰の執行者。 その使命はただ一つ。 ー人を堕落に誘い世を乱す魔的存在。悪魔を打倒すことー 彼女達は純潔なる魂と肢体を賭け、時には醜悪な悪魔の毒牙にかかろうとも戦い続ける。
教会に戻った『リーゼ』は神父から次の悪魔討伐の依頼を受けます。
リーゼは悪魔そのものに対して尋常ではない殺意を抱いており、神父がその姿を気にかける程でした。
次の依頼は、とある辺境の町『マーテル』で起きている霊的異変の原因調査と解決というものでした。
街の周囲には魔的汚染レベルオーバーAの森林地帯『囁く者たちの森』もあり、
加えてその奥には魔的厄災をも引き寄せる旧時代の廃棄施設『魔学研究施設』があり、様々な異変が発生しているとのこと。
依頼を受け、囁く者たちの森に到達するリーゼ。
森を見ていわば異界であると警戒を強める彼女ですが…
彼女達イバラの姉妹の知られざる戦いの火ぶたが今切って落とされようとしていました。
登場キャラについて
リーゼ・ヘルデブランド
特にお腹。立ち絵でしごける。
イバラの姉妹。二つ名は『魔王殺し』『虐殺者』『戦聖女』など多数。
7つの刃が分割する咎人の剣の使い手。
教会に所属している。 CV:片倉ひなさん。
いわゆるTheシスター的な性格というよりはむしろ武闘派で気が強く口も悪い。
ただし犯されていた一般人の娘には気をかけるなど本質的には優しさを感じる。
灰は灰に……塵は塵に…… お前たちには帰る場所さえ与えない。 イバラの姉妹が一人、リーゼ・ヘルデブランドが! 神の許しさえなくなく、魂ごと断罪してあげるわ! 吠えろ!咎人の剣!
荒神 光流(みつる)
魔胎都市トーキョーからきた退魔師。式神の使い手。
旧文明の廃棄施設に行こうとしているようだが…
CV:ヒマリさん。
…どこかで聞いた名だ。
黒井弘騎氏…竜胆先生…
うう…頭が
触手とぬるぬるが実にエロい。
お気に入りは清華のキック。
ボリュームは少ないですが
竜胆先生のファンならおすすめです。
話が逸れましたが、以降に本作の評価と感想について書いていきます。
評価
エロとゲーム性の観点で語っていきます。
エロ度 A-~A(触手、異種姦好きならA)
エロとしては気の強いリーゼが白濁に汚されていく姿がとてもエッチでした。
竜胆先生といえばやはり白濁ですよ。
スタッフとしても触手でピチスーをドロドロにすることに定評がある『竜胆』先生に、
キルタイムでもLilith作品やこの作品の漫画を描かれていた『楠木りん』先生。
テキストは変身ヒロイン好きならご存じな方も多いでしょう『黒井弘騎』氏。
めちゃくちゃ豪華なスタッフなので、ファンならおすすめです。
エロは対人も一部ありますが、触手や異種が多め。
エロシーンの割合的にはリーゼのエロが7割、光流が3割くらいのイメージです。
声優は『片倉ひな』さん。
気が強いヒロインの演技は流石で、特に通常シーンのボイスが好き。
『監獄戦艦3』のキラや『悪の女幹部』のカグヤなどのクール系や悪態キャラを演じることが多いイメージですね。今作も悪態をついて吐き捨てるような声が良く、耳が幸せでした。
下記はエロシーンの参考ボイスです。
ボイスは後述しますがエロシーンでのON/OFFができます。OFFにする必要あるかな?と思いつつ、ためしに通常シーンのみON、エロシーンはOFFの設定でやってみましたが、それはそれで使えましたね。
エロボイス時は正統派ヒロイン寄りで、通常時はクール悪態美女系ヒロイン寄りの声という印象だったため、人によってはどちらかだけオフにするというのもありなのかもしれません。
エロの種類としては苦痛系はやや少なめで、快感系が比較的多いです。
シーン自体はハードですが、快感に喘ぐのも早めなのでシチュはともかくエロ自体は万民向けだと思います。
サブヒロインの光流もエロシーンは多いですね。
退魔師であり巫女のような見た目なのでハードな触手エロが映えます。
やはり退魔師やシスターは汚してなんぼ。
また光流はいわゆる敬語キャラで、会話だけでなく、犯されるときのナレーションでも敬語で話します。
敬語で抜きたいときに良いです。敬語エロってたまに刺さりません?
まぁどちらかというとリーゼのが好きです。
ちなみに個人的に激シコだったエロシーンは
『トイレでアナルから奇虫出産』『触手椅子』『ダブルピースをきめるリーゼ』
シコシコ
つやっつやw色気がすごいわ。
商業のミドルプライスだから『無駄なエロは使えないからスタンダードな本番とか多めかな?』とどこかで思ってましたが、そんなことはなく触手祭りでしたw『粘獄のリーゼ』の名前通りですね。
ゲーム性 B+
各種細やかな調整ができ、配慮が整っているのは流石の仕上がり。
キャラ別ボイスのオンオフもあり、通常シーンやHシーンのみON/OFFもできたりなど細やか。
あとは表情ウィンドウのオンオフができるのも地味に重宝する人が良そうですね。CGによっては無い方が見やすいですし。
まぁ価格よりメーカーで決まるところがありますが。
感想と総括
ボリューム自体は数時間で終わる程度と短め。テキストもエンドによってはやや短いと感じるものもあります。
まぁミドルプライスと考えると妥当でしょう。
まさかのCG表示中にボイス再生が搭載されていたのでw
このモードはかなりありがたかったですね。
メッセージウインドゥとかに邪魔されず堪能できますし。
また非エロ以外の感想としては、ライター『黒井弘騎』氏はやはりかっこいいヒロインを描くのが上手いですね。
テキスト量が膨大とかそういう圧倒的煩悩エロパワーというより、設定で魅せてくるというか…。
↓の『惑溺王』とか『M計画』とかが如実ですね。
エロだけを見るとこういう設定は必要はないと思うかもしれませんが、戦うヒロインはこういう設定があると物語が映えますね。
またいわゆる正しいルートを選んでいてもエロエロなめにあっていき、
かつバッド以外では堕ちないのが氏の描くヒロインの特徴ですね。
黒井弘騎氏の手掛けた他のエロゲをそれなりにプレイしている私ですが、快楽には喘ぎまくりますが、反面そうそう堕ちないですからね。
メンタルや芯が強い。よって今作も黒井弘騎氏のファンやエロいめにあうものの中々堕ちないヒロインが好きならおすすめです。
あとはラストバトルなど随所にかっこよかったり熱いBGMが流れてくるのも個人的に良かったですね。
やはり抜きエロゲーとはいえ熱く戦うかっこいいヒロインを見たいんですよ。
そのギャップが良いおかずになりますからね(ゲス顔)
『めちゃくちゃキルタイムっぽい作風よなぁ』
と思ってエンディングをみていたら
監修がキルタイムコミュニケーションで吹きましたw