【製品版】念動少女セーラースプレンダー 【評価/感想/体験版プレイ動画】

No Futureさんのヒロイン大集合作品『ヒロインズ・コード』がもうすぐ出そうなのでそろそろ出演作のレビューをやりますか!!ってことで今回は『念動少女セーラースプレンダー』を書いていきます。

ヒロインズ・コードは10月下旬時点では2022年11月下旬発売予定

 
ヒロインの渚ちゃんがほんっっとにかわいかった!!
今作は設定は念動力少女と魔法少女/変身ヒロイン系統に近いのですが、
その設定が斬新さと愛おしさにつながりましたね
 
製品版感想なのでネタバレ注意です。
革新的なネタバレ要素は薄めに
書くつもりではありますが。

製品版リンク

サークルは『No Future』さん。RPGとしては2作目。ジャンルは陵辱、拘束、輪姦、制服
定価は1,980円。
シナリオやシステムは『端音乱希』さん。魔法闘姫リルスティア等で有名な『Shiboo!』さんでも手掛けていますね。
魔法少女/変身ヒロインに定評があり、今作もヒロインのデザインは黒髪JK風ですが完全に変身ヒロイン系統のシナリオとシステムです。

イラストのデザインは『ぷりんぷ』さん。拘束への愛が伝わってくる…画力と性癖共に変態だな(誉め言葉)

https://www.pixiv.net/users/11246147

おすすめな人

  1. 陵辱され快楽を感じつつも抗うヒロインが好き
  2. 拘束好き(エロの大半は拘束されている。触手含む)
  3. 魔法少女、変身ヒロイン系統風味の作品でも一味違う作品がやりたい人
  4. 絵師『ぷりんぷ』さんの絵が好き
  5. 戦闘エロでしこり、敗北エロイベントで抜く様式美を味わいたい人

おすすめではないかもしれない人

陵辱系が好きな人は基本的におすすめ。
陵辱の種類としては強引にレイプされるも快楽系要素はしっかりとあるタイプで、それでいてその快感にも流されないように抗うのがいい。
この抗いが抜けるから典型的な魔法少女タイプだね。

リョナ等の痛い要素は薄いが、それが故に陵辱系好きの中では万民向け。
まぁとはいえエロは陵辱100%なので陵辱が好きじゃないなら合わないかな。

あと今作のヒロイン『渚』は黒髪JKの念動少女なので、変身ヒロインど真ん中(ピンク髪、青髪、金髪等)の人はその時の気分によるかも。
自分はそっちの性癖があるけど、このくらいデザインや設定的に若干ずらしたやつでもしこりたくなる。

体験版プレイ動画リンク

Ci-enにて雑記と共に投稿します。

https://ci-en.dlsite.com/creator/6991/article/711649

評価感想

ストーリーとキャラ【序盤B/後半A】

物語の冒頭

まず冒頭にて本作のヒロイン『久城 渚(くじょう なぎさ)』が怪しい黒服の二人にさらわれるところから物語は始まります。

そして渚は何者かの声により目を覚まします。そこは見知らぬ部屋。
さらわれた影響なのか頭の痛さや体のしびれがあるようです。

渚を呼び覚ました女性の声は渚の体の中から聞こえてくるものでした。
意識だけの存在であり、渚の体内のナノマシンに入り込んでいるようです。

謎の声曰く、渚が目覚めたことは既に知られており、戦闘員はやってくるであろうことを伝えます。

突然のことに「ここはどこ?あなたは何者なの?」と困惑する渚。それについては順次こたえていくと中の声は答え、渚を救いたいと語ります。渚はこの声の主『美月(みつき)』を信じ、ここを離れることにします。

部屋を離れた渚ですが、下級の戦闘員が渚を捕らえに来ます。
うろたえる渚ですが、美月に腰の機械のボタンを押すように教えられ、ボタンを押します。

すると渚に装甲が装着されます。この装甲は『クロース・ギア』渚用に作られた武器であり防具。
この感覚に懐かしさを感じる渚。念動力を発揮して下級戦士を蹴散らします。
下級戦闘員は『パープルさんに報告する』と退却していきます。
渚と美月の待ち受ける運命は…?

徐々に魅力を感じていくキャラとストーリー

序盤(体験版の範囲)はヒロイン『渚』のキャラ描写が薄めで、ヒロインに感情移入できるかが不透明だったが、それにも理由があり、中盤から終盤まででヒロイン等の描写は大いにある。
そこからはかなり感情移入でき、途中から心底敵組織の下級戦士になりたくなった。

 
この黒髪JK風変身ヒロイン風味のデザインが至高。
最初は正直違和感あったが途中から最高になった。
ずらし具合がちょうどいいね。

敵幹部が魅力的

敵幹部が個性派でいい。
RPGをよくやる方なら分かってくれると思うが、やはり敵のキャラがたっていて魅力があるというのはいいもんだ。


戦闘狂気味で自分の強さに自信があるタイプ(多め)や指令に忠実なタイプ、割と自由な発想のタイプ等色々いる。
渚ちゃんを負かしたら当然のようにエロスに持っていくが、渚ちゃんに負かされたときには尊重できる点が特に好感度が高い。

敵の魅力に関しては幹部同士のやり取り描写がちょくちょくあるというのもあるが、敵のデザインがわかりやすいというのが大きかった。性格と見た目がすごく一致しているので優秀なデザインだ。

またある幹部キャラと渚ちゃんのやりとりがとてもかわいかった。
(一応伏字にします)
突然遭遇した敵女幹部グリーンストーム「お姉ちゃんって、呼んでもいい?」
渚「(うろたえる描写ありつつも)もちろんいいよ(ニッコリ)」
グリーンストーム「やったー!お姉ちゃん!お姉ちゃん!!お姉ちゃん!!!(屈託のない笑顔)」

 
2人が天使すぎてほっこりした

ゲーム性や快適さ:A 【2作目にして高い完成度】

エロ以外のゲーム性や快適さについて書いていきます。
ほんとに2作目のRPGか?というくらいの安定感と同時に意欲を感じる作品。
まず音楽関連について書いていきますね。

BGMやSEが良い

まずBGM選びが良好。
熱くなってプレイでき、かつしこりやすいBGMとなっているという意味だ。


余談だが私はエロゲにもかかわらずちょくちょくBGMがいいというのをブログに書くのは理由がある。
それはBGM選びがしっかりしているところはSE(射精音)などもしっかりしている。
これは割とネタのようですが経験的にあながち冗談じゃないです。自分はSE(射精音)がてきとーだとプレイをその場で辞めがちだからこそ思うのかもしれません。

さて、話をBGMに戻しましょう。

BGM選びに熱を感じます。ダンジョンのBGM曲は一定の階層ごとにちがうし、戦闘BGMも各ボスごとに異なります。これによりテンションが上がり、しこりつつもしっかりクリアしたくなります。

例えば最初に相対する敵幹部の曲『目覚めるは深淵なる邪悪』が好きでしたね。
以下18:22~

 
ユーフルカさんの曲は
メタルとかクラシックが好き

あと特に好きだったダンジョンBGMは『Never Surrender
希望を感じるBGMで実に良く、ノリノリでダンジョンを進むことができた。

でもノリノリの曲だと進みやすいのは分かるが陵辱でしこりにくくね?と思うかもしれないが、戦闘エロでいわゆる敗北展開になると急におどろおどろしいBGMに変わる点が秀逸だ。
戦闘の展開でBGMが変わる(ポケ〇ンBWジ〇リーダー戦など)というのは評価が割れがちだが、エロは抜けることこそ大正義なのだ

プレイ時間や難易度について

そこそこエロを堪能しつつクリアするまでのプレイ時間は約6時間。

回想はクリア後解放されており、スムーズ。

いわゆる難易度変更(ハードなど)はない。そこそこ難しくハード寄りのノーマルという印象だ。
この手のヒロピン陵辱作品としては適切な難易度だろう。
油断しているとヒロインの渚ちゃんの処女は破られている。

レベル上げ等は特別にする必要はなく、道中にある罠を踏んで出てきた敵を倒していくくらいで問題ない。
道中にある5000で手に入る強化アイテムがあるのでそれは使っておくと良いだろう。

攻略【初心者用】

サークル初心者やヒロピン系のエロゲに慣れていない場合、拘束が抜けられなくてストレスに感じる人がいないとは限らないので念のため書いておきます。

(攻略要素につき伏字にします)拘束は基本的にためてからあがいて壊します。
そうしないと何度も拘束から脱出するために2倍必殺技を使わなければいけないケースが多いため。
あと一部のボス敵は拘束を用いてきます。このとき拘束を脱出するために必殺技を放つだけのMPが残ってないと厳しくなります。そのためよほど苦戦するのであれば敵が一定のHPになる前にMPを都度回復させておきましょう。

その他のゲーム性

他にも罠を見えるようにできるかプレイヤーによってえらべたりなど、快適な要素と不快的な要素(拘束による束縛)の具合をちょうどよくできる印象だ。

自分の場合は基本罠もエロも受け入れるので罠は見えなくて進めていたが、最後の残ったアイテム探しの時は罠をみえるようにした。

エロさ 【A~A+(黒髪ヒロイン好きなら)】

エロスは主に戦闘エロ、敗北エロ(エロイベント)のふたつだ。まずは方向性について書いていきます。

エロスの方向性について

突如として力を持ったヒロインが組織に立ち向かうというもの。そう…典型的な魔法少女系統の類だ。
変身はしていないから変身解除とかがないというくらいか。
敵の下級兵士や幹部、異種(スライムや触手)、機械などに拘束し、犯されたりする

ジャンルは前述のように純粋な陵辱ものであるが、苦痛リョナ描写等のCGは少ない(濁音ボイス「あ゛ぁ」みたいな苦しい系は多い。筆者の大好物)。
基本的にCGやテキストでは感じている描写が多いため、陵辱の中でも万民向けとしておすすめできる。
CG数はページに明記されておらず実際多くはないと思うが、エロスはいわゆる前戯より完全に挿入やフェラなど本番系が主体で抜きどころには困らない。

戦闘エロ 【拘束!拘束!!拘束!!!】

エロのフルコースの前菜にあたる戦闘エロであるが、戦闘エロだけで今日の射精を終われるクオリティだ。

罠を踏んだり、一定まで衣服がはだけてしまうと拘束されるようになります。

作者や絵師からは拘束』へのこだわりを強く深く感じる
手枷、足枷はもちろんとして首枷、機械拘束、触手拘束などあらゆる拘束が充実している。素敵だ。

 
この困った表情よ…かわいいねぇ渚ちゃん

拘束され、敗北が決まると無限ループで犯されることができ、
抜きどころに困りません。

敗北エロやエロイベント

拘束され、敗北(諦めるを選択)した後にはエロイベントが待っています。
また特定の罠を踏むことでも発生します。このエロイベントが凄くいい仕上がりでしたね。

キャラ台詞多めのエロテキストが感情移入しやすく、ボイスとの相性も良い

そもそも元々ノベルを書かれていたのもあり、テキストレベルが高い。
ノベル出身ではあるがテキストの質としては地の文の状況描写よりキャラにしっかり話させるタイプという印象。
これにより渚ちゃんに感情移入しやすくて良い。↓みたいな感じの解説型かな。

 
状況描写のボイス有ってだけで
ボイスの価値が控えめに2割くらい上がる

ボイスはキャラに合って良かったと思いますね。

下記ボイス参考にどうぞ。音声注意。ちなみにボイスは戦闘エロ敗北後等の陵辱時フルボイスです。

CVは『結姫うさぎ』さん。地でかわいらしい年相応の美少女感のあるボイスが良いです。ぽいずん』さんの『巫女神さま』『Slave’s Sword2』などでも担当されているので界隈の方ならご存じの方もいるかと。久々にやりたくなってきたな

回想の使い勝手◎【処女エロ、2回目等のテキスト差分有】

処女差分や2回目などのテキスト差分自体は別に珍しいものでもないが、あるとありがたいもの代表だ。
ゲーム性上、処女で進み続けるのは下半身に厳しく回想で処女差分が充実しているのは非常にありがたかった

2回目のテキストの質も良い。「ひっ、また!?」と渚ちゃんが以前の経験を踏まえ戸惑う姿に射精スイッチが入ってしまう。
敵によっては3回目の敗北があったのは嬉しかったですね。
ただ2回目や3回目があればいいってもんでもなく、過程を感じるのが良いんですよ。

下級戦闘員になりたくなる

今作が個人的に素晴らしいのは強くなりたての等身大美少女ヒロインが見下している下級戦闘員に犯され悔しがる、これです。↓のようなのが代表的ですね。

実際にゲーム体験としてリンクしているのが良い。
下級戦闘員なんて戦闘ではなんでもないザコになっているにもかかわらず、拘束されると犯されてしまうので、↑のように言いたくなる気持ちが分かり、感情移入度が高いです。

超能力持ちの黒髪ヒロインというコンセプトが素晴らしい

本作の渚は念動力持ちの戦うヒロイン少女であるが、これが素晴らしい。

今作はデザインやエロシチュ、エロテキストや設定などは前述のようにほぼ魔法少女モノといっていいのだが、それでいて黒髪JKを成しえたのはこの設定ゆえだろう。黒髪JK風味だからこそのかわいらしさがある。

かといって今作が念動少女ではなく、魔法少女や変身ヒロイン作品であったら違和感がぬぐえなかったのはあっただろう。
魔法少女系統は非黒髪のファンタジー強めがほとんどだからだ(例外:暁美ほ●ら等)

黒髪ショートセーラーという現代性が高いが故にファンタジーからほど遠い存在を、戦うヒロインの陵辱世界に落とし込んだ世界観や設定具合が秀逸と言わざるを得ない。

総括

闘うヒロイン好きならやるべき。


作者の新作である『祓魔少女シャルロット』は変身ヒロイン同人エロゲの中でもトップレベルに好きだと思いますが、今作もそれに部分部分で勝るとも劣らないものを感じました。渚ちゃんが愛おしいし、ダンジョンや敵幹部なんかにも気合を感じるし。

今作をクリアした方で祓魔少女シャルロットはやってない方はそちらも合うと思うので是非。下記は製品版記事です。

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ヒロインズ・コードでまた渚ちゃん達に会えるのが楽しみですね。ではでは。

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ヒロインズ・コードは10月下旬時点では2022年11月下旬発売予定