ノーマルで約20時間プレイしてクリアしました。
一言で言うと最高峰ARPGです。素晴らしい作品でした。
まずCSゲー級のアクションゲーム性の面白さ、
加えて物語の一貫性及び惹きつけられるキャラ達の魅力がとても良かったです。
私は感動しました。
個人サークルならではの魂だろうか。
製品版の感想、ファンアート及び〇〇戦(2章の強敵)のゆかり実況動画等書いていこうと思います。
ネタバレ注意です。
体験版以降の内容が記事には一部書かれています。(特にキャラ紹介にて2章と回想のネタバレがあります)
2章以降の物語の真相込みのネタバレ全開クリア者向けの感想は最下部に書いていきます。
未プレイ者は体験版記事を読んでいただくのが良いかもしれません。未プレイ者向けです。

体験版以降も絶望的なハードな陵辱があって嬉しかったですね(ゲス顔)
体験版の評価感想プレイ動画記事リンク
閃紅のアリエスの体験版をプレイしたのでプレイ動画記事を書いていきます。 私がプレイしてきた同人エロゲの中でも、ゲーム性がトップと言っても過言ではないアクションRPGの同人エロゲでした。 物語も練られており、音楽も凄く良いですし[…]
ちなみにこの体験版プレイ動画では緋奥義使ってないですw
ま、まぁ使うほどの相手いなかったから(震え声)
製品DLsiteリンク
閃紅のアリエス
サークルは『くろと雑貨』さん。個人サークルの2作目です。
アクション性が高く、同人ARPG界隈の神ゲーが誕生したといっても良いレベルでした。
感想
ARPGとしての作り込みが凄い。プレイしていて凄まじく楽しい。
操作は十字キーと攻撃で必殺技を出せるというシンプルな作りでいてこれが非常に爽快で気持ち良かったです。
LVが上がるたびに必殺技をポンポン覚えていくので、その技と連携を試したりするのが楽しく、ザコ敵と戦うのも楽しかったです。

次のボス戦までにちょうど新技を覚えているという気持ちよさ、
コンボの爽快感及び操作性のシンプルさと同時に奥深さ…並々ならぬこだわりを感じました。
ボスに勝てなくなった辺りでザコ敵に技の確認したりするのが面白かったですね
技やエフェクトがかっこいい
緋奥義、閃紅螺旋劇。
くそかっこいい。
1ボタンで出せるこのシンプル性とゲージが減り切るまでにできるだけ攻撃を当てつつ出さなければいけない奥深さも素晴らしかったですね。

クレイスのエクレールセイバーかっこいい。炎対雷って燃えるよなぁ!

音楽のこだわりが凄かった
下記PVに使われている音楽【VS氷刃の際に流れる】を筆頭にあれでもかと名曲が入っていました。この曲は百回近く聞いたと思います。
制作において引用された音楽サイトもあらかた見てきましたが見切れないほどの膨大な音楽の量でしたね。
目当てのVSクレイス戦と氷刃戦の音楽を探す旅は続く。(…オーダー品かも)
燃える、滾る、血沸く。
ボスとの闘いが燃える
難易度はずっとノーマルでやっていましたが、ボス戦がめちゃくちゃ燃える難易度です。
個人的には過剰なレベル上げをせず、ボスより数レベル低いくらいが燃えるのではないかと思いました。
そのボスの代表として私が最も苦しみ、熱くなったのが2章のボス。クレイスです。
VSクレイス ゆかり実況動画
めちゃくちゃ強く、かつ理不尽さがなく、音楽もかっこよく、戦闘エフェクトもかっこいい。
彼の言葉の節々に信念と背景を感じさせるボス…クレイス。
本当に強くて熱くて滾った。
戦ってて最高に楽しかったです。
彼の強さに表して過剰なレベル上げをせずに挑みました。
クレイスのLV40,撃破時のアリエスLVは32でした。難易度はノーマルです。
いわゆるスーパープレイ動画ではなく、20回以上負けた末に初めて倒した時の動画なので逆にクレイスの強さが分かると思います。
作中でもっとも苦戦しましたね。
追記 VSベルクラッド ゆかり実況 初クリア動画
熱い戦いでした…のめりこみましたよ。プレイしたのはクリア後ですね。
負けた回数は約6回。
難易度ノーマル。アリエスはレベル21、ベルクラッドは27
ちなみに最初に戦った動画が↓になります。レベルは同じですね。
閃紅のアリエスにてベルグラッドに21レべ、カウンター使用で初見30秒にて倒されるプレイ動画です。
— アンビバル@今夜はエロゲ (@ambival_ex) February 15, 2021
比較参考に。 https://t.co/1cnbaXCSj4 pic.twitter.com/gLKY61WXaw
プレイ時間目安
売春はカンスト、ザコ敵とはあまり闘わない苦戦プレイ好きの自分だとクリアするまでに
約20時間かかりました。
レベルを上げたりすればもっと楽に早くクリアできると思います。
クレイスだけで1時間くらい戦っていたのでは?
難易度設定も初心者向けからインフェルノまで豊富なので本気でやれば何十時間もやれるでしょう。

エロについて【陵辱好き視点】
どちらかというとアクションのゲーム性が気になり買ったという稀なゲームなのですが、そこはやはりエロゲ。
戦うヒロインの陵辱エロスキーとして書いていきます。
体験版をしていてアリエスは性には抵抗は薄く、明るい性格だったので、陵辱エロはどうなるかということを考えていました。


私の想像より陵辱をしてくれましたね。
苦痛系&嫌悪系の陵辱有です。
普段明るい分、絶望の表情と声のギャップが良いです。
一部エロシーンはイラスト全体が動くタイプで躍動感があります。
陵辱シーンは体感では全体の3割くらいですかね。ボイスBGVは無しです。
体験版で陵辱以外もあることは分かっていたので割合はこんなものだと思います。

一つ一つのシーンのテキストは個人的には適量~やや短めだとも思いますが、回想で連続して楽しんでいけばいいかと思います。
ボス戦前のセーブデータを分けておくのがいいかもしれません。
陵辱以外で力が入っていて抜きどころと思わせたのはマッサージと風俗や混浴ですね。

むしろ陵辱よりこっちのが抜けると思う人も多いかもしれません。
混浴では怒涛の乱交パーティと化しますw

マッサージと風俗に関しては回想を使うより現地に行ってプレイしたほうが楽しめます。むしろ作者『くろと雑貨』さんの前作からしてこっち系のが好きなのかもしれませんね。

体験版記事でも書きましたが、作者はやっぱり「ふっくらしたお腹フェチ」だと思いますね。腹筋ではなく、お腹、これ重要。
サブキャラクターやモブが非常に魅力的で、感動させられたシーンがあった
キャラの話なのでどうしてもネタバレが含まれます。
閃紅のアリエスではサブキャラやモブがとても活躍します。
そのサブキャラ達が凄く人間臭い。
共感できる及び好感を持てるサブキャラ達。
もはや主人公アリエスより好きだった気がする。
私が心を揺さぶられた代表的なサブキャラやモブを上げていきます。
『タイトルの伏線を回収する漢の中の漢』レックス

レックスは命が最も大事であり、リスクのあるモンスターと戦うことなどもってのほかであるとの考え方の男でした。
しかしそれには理由がありました。
彼はかつての親友ガレクを失ってしまったことにより、そのような考え方になったのです。致し方ないですね。
そんなレックスのいる街に凶悪なモンスターが襲ってきました。
ヒロインのアリエスと話したことで、冒険をすることの意味や価値自体に葛藤・迷いを覚えるレックス。

かつてガレクと見た絶景と会話…
冒険には理由なんかいらないと話していた、あの頃を思い出します。彼は街を救うため、モンスターのもとに走り始めました。
いみたりピアノの名曲も流れ始めたし、しょうがない。
名シーン製造機みたいな曲だった
『イリス様を守る剣』ロイネス
ロイネスはその芯のあまりのぶれなさがかっこよすぎました。
作中で一番好き迄ある男キャラです。好きな言葉は下記。
「だからなんだという!
美しい花には棘があるのはつきものだろう。
貴様は愛でていた花に棘が見つかったら地に捨て踏みにじると言うのか!」

『氷刃』ベルクラッド・ハーネス

…やはり重要人物だったので内容は割愛します。
見た目でラノベ風の優男か?と思ったけど彼を知るほどに好きになっていた。
作者様がTwitterにて撃破動画を出されていました。
作業しつつ30回は見ました。
流れる音楽もかっこよすぎてフリーでないのか探しに行きましたよ。(見つからなかった模様)
25レベ、カウンターほぼ未使用でベルクラッドを倒す動画です。フラッシュアサルトを積極的に使う戦法です。ご参考までに pic.twitter.com/9uq6RqH4Xt
— くろと@くろと雑貨 (@kurotozakka) February 15, 2021
刀鍛冶カイト
刀鍛冶。
過去にモノづくりをすきになったきっかけがあるという話は聞いていましたが…彼の回想にはやられましたよ。

2章の具体的なネタバレがあります。回想等についても記述されています。スペース後に書きます。
2章で感動したシーン
処刑前の各キャラの掛け合い
前述してきたキャラの各々の信念のぶつかり合いが素晴らしかったです。

ロイネスの前述の『貴様は愛でていた花を地に捨て踏みにじるのか』
カイトのモノづくりをすきになったきっかけである過去の回想と名曲。
カイトとイリスの思い。これは正しいことなのかと葛藤するクレイス。
極めつけには銃弾からカイトを守るベルグラッドの男気。

急遽駆けつけてくるイケメンじじい。
共に流れてくるオーケストラ風の名曲。(戦闘曲以外で一番好きかもしれないレベル。展開もあり鳥肌が立った。)

泣きました。熱い意味で泣きました。
リアルにボタンを押す手が止まりました。
畳みかけるような展開は心を揺さぶるものがありました。
私はこういった共感及び感情移入できるような男キャラの熱いシーンで感動するときがありますが、心情がより入りやすいんでしょうね。
追記 プレイした人用の名シーンプレイ動画
Twitter相互の「ヨスガ」さんの動画からかの名シーンを埋め込ませていただきます。フレデリクさん、マジで好き。
回想回収前に物語を進めていいかどうかについて
ストーリーを進めても一定のところまで進めば、メモリスフィアというものを使うことで移動や回想回収はできます。(無料ではないですが)

遠慮なくストーリーを進めればいいと思います。
2章の風俗は多少やっておくのもいいかもしれませんね。金銭と淫乱度的に。
総括1
前述したようにARPG界の最高峰同人エロゲだと思いました。
私が不定期で再プレイするエロゲリスト入りですね。
ゲーム性、キャラの魅力、感動的な物語(特に2章)、
明るいキャラとのギャップのある陵辱エロイラスト、音楽チョイスの良さ、ドットのこだわり…

どれも素晴らしいものがありました。
体験版の評価、期待度を越えてきた作品でしたね。
ここからは物語の核心のネタバレ感想を書いていきます。クリア者用。
製品リンク後に書くので閲覧注意です。

2章後半以降のネタバレ感想
完全にクリア者向けです。
女神の彫刻について
HPが0になったとき50%の確率で1となる装飾品。
救済措置か?と判断し、装備をせずにクリアしたのは私だけではないはずだ。

2章後半からの難敵の感想と突破レベル
対人型戦が大好きでした。
アーロン
アリエスはレベル36,アーロンは45。約6回敗北。
な、なぜ、こいつがこんなにかっこいい技を…サクッと倒そうとしたのにw

カグラ

アリエスはレベル45、カグラ53。3回敗北。
焔一閃がかっこよかったですね。
曲も悲しさと熱さを感じさせるものが展開もあいまって、熱くなった。
クロスト
レベル52で突破。クロストは63。約10回敗北。(第一形態含む)
第1形態が強くなかったので「どうやら俺は強くなりすぎたらしい」と思った。
第2形態の戦いでそれは間違いだと気づいた。
今作で2番目に燃えた戦い。1番はクレイス。
共闘展開が熱すぎるし、ベルクラッドの回想も良かった。

ラスボス
LV55で突破。約10回敗北(第1形態含む)
さすがにちょっと硬かったんで武器を鍛えてくればよかった(忘れていた)
今迄のボスの技も使ってくるTHEラスボス。

曲がとても良かったですね。閃紅のアリエスでのラストバトルという感じです。
ラスボスの手前の御方のせいで集中力を使い切った私にはセーブが非常にありがたかったですね。
音だけで超必殺技を見切る領域に達した。そうでないと勝てなかった。
超必殺技はあたるとHPのほとんどを持ってかれる恐るべき技であった。
特に何が良かったかと言うと倒した後の王道の展開たまらねえw
作り込みのこだわりがすごすぎるw
お気に入りのドット絵
ドット絵が細かく作りこまれてて世界観に入り込みやすかったですね。
あきれ顔の可愛いドット絵もあれば…

リョナっぽいやつもあり、世界観に入り込めましたね(歓喜)

総括2
2章以降は怒涛のシリアス展開で良かったですね。
シリアス寄りの凌辱があり、前述のように陵辱エロテキスト自体は短く感じたモノの質は良かったのではないかと感じました。
全体としてはテイルズのようなCSゲーをやっている感覚に近かったのですが、Hの回想解放の為にも頑張るという信念を貫いたのはやはりエロゲーならではでしょう。
アレンも良いキャラしてたなぁ。
『…いや、止めないさ』の部分は正直かっこよく感じましたね。てっきりカグラの決断を止めるような答えが来ると思ってたので…

音楽の話を何度も語りますが3章ではエルンシア城で王様を助けに行くときの音楽とかフィールドのBGMがもろもろ良かったんですよね。
伏線の回収なんかもそうですが、一つの一貫したテーマのもと作品が書かれているのが良かったですね。無駄がなかったです。
次周回する時はシビアとかでやるか。
その時は流石にちゃんとレベルも上げよう笑