降魔彩風 評価感想/体験版プレイ動画【製品版/RPG】

降魔彩風の2周目をクリアしたので書いていきます。

選択の幅や自由度を感じさせるゲーム性が面白く、それでいて敗北陵辱エロも王道で良かったです。

 
今作のヒロイン(黒髪)はいわゆる妖怪を倒す
狩人ことハンターです。
製品版感想なのでネタバレ注意。

降魔彩風 製品リンク

降魔彩風

サークルは『Studio 星渡』さん。2作目のRPGでツクールMZ製。
売値は1,650円。ジャンルは陵辱、拘束、レイプ

 
サムネだけみるとレズガチ勢がアップするかもしれませんが
エロCGでのレズ展開はほぼないです。
良い意味で陵辱レイプ輪姦ばっかり。

おすすめな人

  • 想い人がいるヒロインが陵辱されるのが好きな人
  • 対人エロ(言葉責め)が好き
  • 全裸?いやいや服ビリだろ
  • 自由度が高めなゲームを楽しみたい

おすすめではないかもしれない人

敗北陵辱としては陵辱ど真ん中なので、陵辱好きならエロは多くの人がいけるでしょう。

強いて言うなら戦闘時の行動や要所での選択や探索など自由度を感じるゲーム性が面白い反面、そういう要素がないほうがいい人は合わない人もいるかもですね(戦闘面探索面イージーなどの配慮はあります)。

体験版プレイ動画 リンク

Ci-enにて投稿致します。

https://ci-en.dlsite.com/creator/6991/article/965116

評価感想

個人的にはゲームもエロも評価の高いゲームです

ストーリー:A- 【シナリオ:B+ 世界観:A- メインヒロイン:A】

自由度が高めのゲーム性となるとシナリオが弱くなりがちだが、芯がある物語の範疇で自由度が高めの設計となっているのでシナリオもしっかりしている。

また世界観はかなりしっかりしており、敵のデータなども調べればわかるようになっており、
個人的にはかなりよかった。

敵の図鑑的な説明
落とすものも分かる。アルス・ソルデスはスキルリセットの『白紙の術符』を堕とす

キャラクターの演出に至ってはかなりしっかりしていて、後半にいくほど感情移入できていく作りになっている。特にメインヒロインの怜佳の愛菜へのガチ恋っぷりが清々しくて好感が持てた。
また刀剣の『琳』も良いキャラをしており、相棒感があってシナリオにのめりこめた。

物語の冒頭

茶髪の『愛菜』(サブヒロイン…というよりはWメインヒロインに近い)が化け物に追われているところを黒髪ポニーの『怜佳』が助けるところから物語は始まります。

化け物を撃退した怜佳は、今まで話していなかったが実は自分が化け物を倒す『狩人』であることを愛菜に話しました。…ですがどうやらこのこと自体は怜佳の夢だったようです。

時は過ぎ、そんな愛菜と待ち合わせをしていたところ、愛菜から変な男に追い回されていると危機を伝える電話が入り、助けに行きます。

そうして初老の男と対峙し、愛菜は自分の家に逃がしたものの、用心棒のように出てきた『鎧の騎士』は強く、怜佳は敗北してしまう。初老の男は怜佳を連れ去る様に支持しますが、鎧の騎士に情けをかけられたのもあり危機を脱して家に戻ります。

家で再開した怜佳と愛菜はなぜ追われているかの原因等を追求して話します。
この話の流れで冒頭の夢の内容である『怜佳が狩人であり、養父の関係から力を持っていること』など夢の内容を何故か知っていることが分かります。

また痣のようなどうみても淫紋マークが愛菜に浮かびあがっているようです。
このような事態からしゃべる妖刀『』(りん)を手にして痣を調べるために閉架図書館へ。

どうやら愛菜が盗まれた下着を用いてこの儀式をした可能性が高く、解決するには術者を倒して解呪させるか準備をして解呪の儀式をする必要があるようです。

そんななか二人は異層化に巻き込まれ異世界のようなところにとばされます。
妖刀『琳』曰くどうやら淫紋に雑霊が群がってきた結果起こったようです。
雑霊などと戦う力のない愛菜を結界に残して外に出る怜佳。
二人の運命は果たして…

ゲーム性:A 【自由度/幅:A+ 快適さ:B+】

ゲームそのものがRPGとしてかなり面白い。

ストーリーの過程を自由に進められる面白さ

ストーリーを進める方向性自体はある程度きっちりしているのですが、手段が一つではなく、何個か選択がある点がかなり良かったですね。

問題を解決するにあたりリスクが高い方法で手間が少ない方法と、リスクが少ないが探索したり手間がかかるものがあったりするわけです。

私は2周クリアしましたが、このおかげで2周目も余裕で楽しめました。
普通は作業感がでそうなもんなのでこれは本当に良かったですね。

そして個人的に評価が高いのはリスクが高い方法を取って失敗した時でもテキスト差分がしっかりあったりすること。

具体例を一つ上げると、ヒロインが敵が多いところにドアを開けて強制突入して敗北すると当然陵辱されます。

そして再度そこに来るとヒロインは、恐怖により手が震えてドアが開けられなくなります。(相方である剣の琳が手の震えに気づく)

 
変身ヒロインと制服系戦うヒロインは似てるけど
個人的には大分違うんだよね
制服系戦うヒロインは垣間見える弱さが似合う

次どこへ効くか等のヒントや進捗管理もそこそこしっかりされており、昔のゲームのような不便なものでもない。あくまで自由さを残した幅の中でできるだけ快適にしたという感じがする。
正直かなり好印象

戦闘面での幅の広さ

ヒロイン一人のRPGというのは良くも悪くも単調になりがちだが、今作は違う。

まず防御面で工夫があり、相手の攻撃を読んで防御面のじゃんけんをするイメージ。通常戦闘では適当でも良いが、妖刀『琳』の力で相手のスキルを奪ったりしたいときは重要になってくるという良いバランス。

また戦闘後に随時能力値がレベルアップされる方式になっており、
戦闘が終わった後の楽しみにうまくつながっている。
このあたりは戦闘時にスキルを覚える要素もあいまってCSゲーでいうとサガシリーズの感覚に近い。

 
作者は確実にゲームが好きだ。
前作『妖精騎士フィリア』同様にステルス要素も入っているし、多分バ〇オ初期ナンバリングとか
好きなんだろう。
バイオ初期は想像以上に謎を解いて逃げ回る必要がある

プレイ時間/難易度/回想解放について

サブクエそこそこやりつつ1周クリアするまでのプレイ時間はサブクエ込みで約10時間(伏字)。2周目の引継ぎメインクエストのみの周回プレイで合計13時間強といったところ。

難易度は「戦闘面」と「探索面」の二つでノーマルとイージーがあります。

私は初周両方ノーマルでやりましたが、難易度は難しいと思ったらイージーにしてもいいと思うくらいそれなりの難しさがあります。手探り探索が苦手な方なら最初から探索だけイージーにするのもありでしょう。

 
ノーマルでも一部の敵は強いです
終盤に数回負けたボスがいます
イージーでもぬるくはなさそうなので
イージーにするのもありかも

2周目には難易度をあげた【更なる高みへ】という難易度が追加されます。(ノーマルクリア時)
私は更なる高みへでやりましたが、ノーマルでクリアした人ならそこまで問題なくこの難易度で行けるかと思われます。

2周目だとスムーズに行けるような仕様(スキルでルート短縮できたり)があるので、クリアした人は2周目に行くことを推奨。分岐選択肢も多いので楽しめるはずです。

短縮できる選択肢
分岐選択肢

回想解放は多分なし。ヒントはあります。正直回想解放は一定ラインまで攻略したら欲しい派ですが、まぁ仕様的に問題はほぼないです。

敗北エロを見なくても「そのモンスターを倒す」等の条件を満たすことで見ることができるので、一周目でかなり解放されているかと思います(多分)。

回想シーン自体は進行で解放されるのでしこりやすかったです

エロ:A 【対人:A 怜佳:A 愛菜:A-】

エロ的には陵辱の対人がとてもシコれた

 
自分は対人異種ガチ両刀アタッカー。
今作は異種もありましたが、
圧倒的に対人がおすすめです。

竿役の言葉責めが秀逸

竿役がかなーーーーりいい仕事している。性癖がのっている。正直異種とかどうでもいいよね?

↓のように戦闘エロを受けた際の具体例を挙げよう。

チンピラ「良いぜ、抵抗しろよ!そういうのソソるぜぇ」
怜佳「言ってろよよ、こんなのスグに……やめ、どこ触って!」

とかとか。こういうのが1パターンでもなくたたみかけるようにある。

チンピラ2「おいおい、俺も忘れちゃ困るぜ」
怜佳「ああぅっ……知る、か……あっち、行けえ!!」
チンピラ2「へへっ、強がっちゃって、可愛いねぇ!」

など強気に抵抗していた戦うヒロインである怜佳がたまらなく愛しい。

そしてそんな抵抗していた怜佳がイカされすぎて
怜佳「やめっ……やだ……も、怖いの……これ……頭が」となっていって弱っていくのが最高に興奮する。

 
制服系戦うヒロインは
垣間見える少女らしさでしこってる
はっきりわかんだね

そして当然敗北エロでも言葉責めは健在だ。泣き顔がたまらねえ。

服ビリへのアツいこだわり

私も結構服ビリが好きな自覚はあるのですが、今作はかなり服ビリが充実しています。

立ち絵はもちろんエロステにも反映。全裸差分も勿論あります。

流石に脱衣時でのNPCテキスト差分とかはなかったですが、エロCGでも脱衣かどうかなどのビリビリ差分が反映されるのは恐れ入りました。絵を自分で描く作者だとしてもヤバいのに、外注でこれは凄まじいですね。

怜佳、愛菜の相互愛がエロに活きてくる

犯されたくない理由があるヒロインは好きですか?私は好きです。
前述のようにメインヒロインの怜佳はガチレズ気質であり、愛菜を思っています。

序盤はその理由がそこまで説明がないので「なんでこの二人こんな両想いなんだ??」と思っていましたが、物語を進めるにあたり二人のつながりを真摯に紳士に理解できてきます。

そしてそんな怜佳が犯されて弱り切った時に叫ぶのは当然想い人の愛菜の名を叫ぶわけです。うーん、しこい

愛菜は怜佳のように戦う力があるわけでもないはずなのにこうして呼ぶ…
弱り切ったヒロインはたまりません。やっぱ陵辱はこうじゃねえとなぁ!

あと当然二人合わせての輪姦シーンも結構あります。
絵面はもちろん互いを思いつつ犯される姿は実にシコれましたね。

エロ関連 補足

エロについて語ると怜佳と愛菜のエロは割合でいうと6:4~7:3くらい。
怜佳はもちろんだが、愛菜も多くほぼメインヒロイン級。

個人的には戦うヒロインである怜佳がシコれたが、愛菜も思いのほかシコれた。(後半になって愛菜の人柄や魅力がわかったというのが大きい)

愛菜は処女ならではの演出差分も多い。

最後に

ゲームもエロも楽しみたい陵辱エロゲプレイヤーにはかなりおすすめ!

次ページには終盤強敵でのピンポイントアドバイスを簡単に書いておきます。(エロ無し)

勿論ネタバレとなっていますのでクリアした人か苦労した人だけみるようにしてください。
核心的なヤバいネタバレだけは一応配慮して書いてはいます。